カメラ
2007年 03月 19日
実家には、私の幼い頃の写真が1枚だけある。
セピア色に変色したその写真には4つ違いの姉と二人で写っている。
姉、小学6年生。私2年生。
小学校学校に行く前に、友達を誘いに行き、そこのお兄ちゃんに撮ってもらったらしい。
我が家にはカメラなるものがなかった。
カメラは当時、田舎では珍しい物だったと思われる。
緊張した面持ちの姉妹の表情が妙に可愛い、と今更ながら思う。
この可愛い少女から、今の我が姿を誰が連想できようかーーー
私の首には、ボールがぶら下がっていた。
ドッチボール用のボールをネットで吊るしていた。
学校にボールを持っていって自慢したのであろう。
そのボールは、私が学校帰りに拾った200円札で買ったもの。
勿論、警察には届けず、その当時珍しかった、ボールを買ったんだったーーー
時効ですからお構いなく。
懐かしさに、遠い目をするおばさんであった。
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by udonn418
| 2007-03-19 12:10